吠えてないで噛み付きなよ。

2017.09.30

まるで映画感想ブログみたいだぁ…(直喩)

ベスト・キッド』(2010)
f:id:bumppillows:20171001011646j:plain
 84年版は若干テンポが悪いところもあり、面白めのB級映画という感じだったが、いい意味で別物になっている。
 チンピラ気質の少年が、カンフーを通じて心身ともに強くなるというのはいかにも香港カンフー映画的で良い。「健全な精神は健全な肉体に宿れかし」と先人は言ったが(そして願望系である通り実際にはこのような状況が実現することは少ないのだが)、ジャケットを床に放り出し、友達の大事なオーディションで騒がしくしてしまう礼儀知らずの少年はカンフーによって人間として成長するのだ。だから84年版ではワックスがけだった修行がジャケット掛けに変わっているのである。「原作と違う!」しか言えない人は反省して、どうぞ。
 ラストでいじめっ子たちがジャッキーに礼をするシーンはこの流れの集大成。見終わった後は"Everything is Kung-fu."と呟きたくなることうけあい。

ウォッチメン
f:id:bumppillows:20171001012027j:plain
 原作コミックスをそのままなぞっていると到底尺が足りないので多々カットされている(初代ナイトオウルが死ぬくだり、ロールシャッハのマスクのオリジン、火星の謎オブジェをDr.マンハッタンが作ったいきさつなど)が、それでも長い…原作未読の人は耐えられるのだろうかこれ。というか理解できるのか?みんなコメディアンがケネディ暗殺したのわかってんの?
 ラストの改変は好み。Dr.マンハッタンが地球を離れる理由がよりそれらしくなったし(ぶっちゃけコミックスでは「お前人類守りたいのかどうでもいいのかどっちやねん」という感じがしたので)、さすがに2009年に「エイリアンがせめてきたぞっ」で人類が団結する所見せられてもね…。
 みんなも悪いことを思いついた時はヒーローが止めに来る35分前に実行しようね!